圧倒的な存在感の梁や堂々たる大黒柱が現しとなり、ダイナミックかつ繊細な構造美を堪能できる木組みの家。木の持ち味を最大限に生かす匠の技こそマルキの代名詞。宮大工の修業経験をもつ飯野勝利社長を筆頭に、腕の立つ職人が一本一本に墨付けをし、手刻みをして組み上げる。伝統的な和風建築を現代に落とし込んだ意匠性には、和モダンという表現では物足りないほどの本物感と、かっこよさがある。
地元で育った木を使う「地産地消」の家づくりを志す同社。原木の仕入れから製材・乾燥・加工・設計・建築までを一貫して行える数少ない工務店だ。林業と連携して、県産の杉や檜、栗、赤松などの良材をえり抜き、構造材はもとより内装や床材などに幅広く用いる。自社製品へのこだわりは徹底しており、「ぐんま優良木材認証工場」の認証を受けている。
手間暇を惜しまず一棟一棟、真心を込めて丁寧に造り上げるその姿勢は、建具や造作家具にも及ぶ。施主の要望や空間に合わせて職人の手仕事で仕上げる品々は、オーダーメードにしか出せない統一感と機能性が備わり、唯一無二の空間が生まれる。
秀でた伝統技術に注目が集まるが、住宅性能の高さも申し分ない。気密・断熱性、耐震性など現在の基準を十分に満たし、長期優良住宅やZEHといった高性能な家づくりを実現している。断熱・気密性能はUa値0.46(6地域)、C値0.5以下を基準とするなど、数値によって「見える化」することで、木の家は気密が取りづらいというイメージを見事に覆している。飯野社長は「性能のいい木の家を約束できる」と熱く語る。
また、得意のプランニング力を生かし、空間設計から再構築するリノベーション&リフォームに対応した「まるきのリノベ」を展開する。経年美を楽しみながら少しずつ手を加えていけば、50年、100年と住み継ぐことができる木の家だ。
熟練した職人が手間暇かけて一棟一棟自由設計の家を造り上げていきます。造作家具も得意としていますので住まいの雰囲気に合った家具から、箱階段のような和のしつらいまで対応可能です。
代表取締役 飯野 勝利
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