納得の性能･デザイン･居住性 平屋のように快適に暮らす家

キッチンを中心に動線が巡る 和室のあるワンフロアのリビング

平屋をベースとした、一部２階建てのＣ邸。壁面や屋根、サッシなど、黒を基調とした重厚感のあるモダンな外観だ。アクセントに用いた木目調のサイディングによってぬくもりを帯びている。

もともと平屋を希望していたご夫妻は、土地探しの段階から平屋に見合った広さと日当たりを重視していた。

新築の依頼先は武井建設。「実家のリフォームをすてきに仕上げてくれた」と同社を知る奥さまは、見学したモデルハウスを気に入り、自身の家づくりの手本になったと話す。
打ち合わせは雑談を交えながら和気あいあい。高橋伸武代表の気さくな人柄は要望を伝えやすく、「充実した時間を過ごせた」とご夫妻は振り返った。

モデルハウスがお手本

完成したＣ邸は、ゆったりとした玄関ホールにシューズクロークが備わる。LDKは23畳のワンフロア。リビングの横には小上がりの和室もしつらえた。

この大空間の主役は全体が見渡せるキッチン。ダイニングテーブルは作業効率のいい横並びレイアウトでパントリーも真横に配置。キッチンの裏手には浴室、脱衣・洗面室、ウオークスルークローゼット、ランドリールームが直線に配列され、両側の引き戸によって行き止まりなく動線が回遊する。

リビングや和室の折り上げ天井のほか、開口部のアール壁、壁に埋めたガラスブロックやマグネット壁、洗面室のフロアタイルなど、モデルハウスの要素が随所に生かされている。

１階のみで暮らしが成立

ご夫妻が新居で暮らし始めて１カ月が過ぎたばかり。ようやく持ち物の位置が収まってきたという。

２階は子ども部屋のみ２室設けた。将来にわたって１階のフロアだけで暮らしが成り立つように配置した間取りは、「動線がシンプルで暮らしやすい」と話す。特にキッチンは２人で立つことが多く、使いやすさを実感しているそう。

また大容量14㎾搭載した太陽光パネルの発電量がいかほどになるのか楽しみだという。
楽しみといえば、もうじき小さな家族が新たに加わる。リビング空間で家族団らんを営む近い将来を、ご夫妻は今から心待ちにしている。