代表取締役 岡田 隆治
建設業許可群馬県知事(般-1)第20881号
岡田木材設計室 群馬県知事許可 第4917号
住所 | 富岡市上小林364-2 |
---|---|
TEL | 0274-67-2587 |
FAX | 0274-67-2588 |
okada@dan.wind.ne.jp |
木づくりの家を志向する人にとって、「ウッドショック」で木材価格高騰の今は受難の時代である。今後とも従来通りの価格には戻らないだろうとも言われている。
こうした中、注目されるのが、「常識を覆す上質無垢の家づくり」をコンセプトに掲げる岡田木材だ。元来、林業を営んでいた同社は、山から木を切り出すところから始まり、伐採・搬出、自然乾燥、そして住宅の設計・施工まで一貫するという「林業の6次産業化」を実践する。さらに、多彩な銘木を倉庫に保管していることも奏功し、市場価格高騰の影響を避けつつ良材の適正価格での使用を実現する。大きさ次第だが、1棟で約1㌶分の西上州の原木を用いる。
こうした良質な県産無垢材や各地の銘木を素材とし、墨付けや手刻みをはじめとする伝承技法を駆使して、耐震性・耐久性に優れた家づくりを行う。木に対する造詣が深く、適材適所に銘木を使用することも大きな魅力だろう。例えば、写真の家ではトイレのカウンターに関東銘木100選にも選ばれたクロガキが使われている。「人と木の縁を大切にしたい」というのが岡田隆治社長の家づくり思想の根底にある。
素材と施工力で家づくりの基本を押さえた上で、空間設計・デザイン性に力を入れる。「施主の理想をかなえたい」という岡田社長は、和風からモダンまで幅広く対応する。写真の建物を見ても分かるように、美しいフォルムの外観、細部に至るまできめ細やかな造りの室内が特徴だ。施主と入念にヒアリングを繰り返して要望をより理解し、さらに上回る家づくりを実現する。
2台収容できるビルトインガレージ付きの平屋は、美しいシルエットの外観が特徴。室内は無垢材と白い壁のバランスが良好で、手づくりの建具も秀逸。薪ストーブのある吹き抜けリビングは、真冬でも快適な温熱環境を実現する。
自然素材を多用する同社の建てる家は、窓の位置一つとっても採光性や風通しなども考慮され、快適でアレルギーなどの心配の少ない健康住宅でもある。
「いまこそ、県産材を中心に良質な国産無垢材をどんどん使っていきたいですね」と岡田社長は語る。