昨今の建築資材や住宅設備、燃料などの高騰により、「注文住宅は高価でとても建てられない」と諦めている人にこそ、ぜひともお薦めしたいのが正直な家づくりを貫く渋川工務店だ。「より良い家を、どこよりも安くつくること」を信念とし、そのための企業努力に余念がない。仕入れの工夫に力を注ぎ、専属大工を採用し、営業マンを置かず、宣伝広告費も控えるなどの徹底ぶりが、優れた住宅性能と標準装備の充実を可能にしている。
それ故に明確な見積もりに関してとことんこだわる。基礎工事・木工事・建材・設備など、あらゆる項目で詳細な数字をきちんと提示し、「見積もりはもちろん無料。同じ仕様なら、メーカーの3割は安い」と自信をのぞかせる。他社との比較検討をおおいに歓迎し、新築のみならずリフォームに対しても「見積もりで比べてみてほしい」と熱望する。実際、10社以上の相見積もりを検討した上で同社が選ばれるケースは珍しくないという。
気になる住宅性能は、透湿性の高さで壁体内結露を防ぎながら、現場発泡ウレタン断熱施工で気密・断熱性をしっかりと確保。夏の暑さ対策に有効な遮熱率90%の屋根アルミシートの施工、さらに消費する電力に対して自宅で賄えるだけの太陽光パネルを導入するなど、単なるローコスト住宅とは明らかに一線を画している。
コスト面と性能面に加え、設計も自在。限られた予算であっても可能な限り施主の要望に応える。すでに施工に入った後からでも、現場で融通を利かせてくれる柔軟な対応力もうれしい。「家づくりはお金がかかるもの。無理してローンを組んでも後が大変。抑えるところは抑えるべき」と、良心的なアドバイスを発信する。そんな同社の家づくりを聞きつけた口コミ客からの依頼が多いというのも納得だ。
代表取締役 板倉 みゆき
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