移住定住の支援提言や課題共有 市長と住民意見交換 桐生市

移住定住の支援提言や課題共有 市長と住民意見交換 桐生市
       

桐生市は、荒木恵司市長=写真右=と住民らが意見を交わす「まちづくりミーティング」を同市の東武桐生本町ビルで開いた。人口増に向けて、移住定住を支援する現場の声を吸い上げ、新たなアイデアや課題を共有した。
ビル内にある移住相談窓口「市移住支援フロント むすびすむ桐生」を運営するNPO法人キッズバレイの星野麻実代表理事と市移住コーディネーターらと話し合った。窓口は起業や開業希望者をメインターゲットに昨年8月に開設。相談業務に加え、空き家店舗見学会や移住経験者との座談会を開催してきた実績が報告された。
これらのイベントで得たヒントとして、先輩移住者の顔が見える仕掛けづくりや、商売や暮らしのイメージがつかめるよう一定期間滞在できる仕組みが必要だとする提言が出席者から出た。
荒木市長は「事業の後継者不足も大きな課題。第三者による承継にも目を向けてほしい」などと語った。

  

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