電気の自給自足＋快適な空気環境を創造　ハイスペックな平屋の二世帯住宅

暮らしに合わせた平屋の二世帯住宅

　広い敷地を生かしたおおらかな平屋は、Yさんご夫妻とご主人のお祖母さまが暮らす二世帯住宅。白を基調に石目調の外壁で変化を付け、電力を賄う太陽光パネルを10.5kW搭載した重厚な大屋根が、外観デザインを引き締める。ゆとりある広さのポーチには玄関ドアを2つ設け、緩やかなスロープと手すりを備えた。しっかりと整備された外構が、建物の魅力を一層引き立てている。

　ご夫妻は結婚を機に家づくりを検討し始めたところ、ご主人の実家と地続きの場所で暮らすお祖母さまの家が老朽化していることも重なり、旧家を二世帯住宅に建て替えることとなった。建築会社選びはネット検索から始まり、資料を何社も取り寄せたが、偶然近くを通りかかって見学した石田屋の藤岡モデルハウスが大きな出合いとなった。

広々としたリビング空間

　藤岡モデルハウスはご夫妻にとって理想の家に近かった。特に気に入ったのがランドリールームを備えた家事動線。「とても参考になって、これは取り入れたいと思いました」と話す奥さま。ご主人は地震に強い「テクノストラクチャー」工法や、リビングの大空間が実現できることも魅力に感じたという。そして何よりご夫妻にとって、「担当営業の根岸光弘さんの気さくな人柄が決め手となった」と声をそろえる。

　こうして家づくりに取り組み、やがて完成したY邸。ご夫妻が過ごすLDKは、天井高2.7㍍で間仕切りのない伸びやかな大空間。新居に合わせて購入した大きなソファや愛犬のケージを配置してもなお、ゆとりが感じられ、続き間の和室を開放するとさらに空間が広がる。

セルローズ断熱とクリーンエアシステムで心地よい空気環境を実現

　すでに5カ月を新居で過ごしたご夫妻。「これほど開放感があるのに寒さを感じない」と快適さを実感する。その理由は、断熱性能に優れたセルローズファイバーが標準仕様であることに加え、Y邸は熱交換型換気「クリーンエアシステム」を採用。花粉やウイルス、PM2.5などの侵入を防ぎ、一年を通じて室内温度に近づけて家じゅうを効率よく換気。冷暖房コストも抑えてくれる。温度差が生じやすい時期に窓を開けることなく換気ができるため、花粉症のご主人や高齢のお祖母さまも安心して生活できる。

　白い扉を開くとランドリールームにつながり、動線がスムーズなキッチンは奥さまのお気に入り。「料理やお菓子作りが楽しくて、レパートリーも増えました」とほほ笑む。ダイニングでくつろぐご主人と会話を交わしながら、何気ない日常を楽しんでいる。