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建設会社
(有)ケイハウス
所在地
下仁田町
建築面積
82.16㎡(24.85坪)
延床面積
89.44㎡(27.05坪)
工法
木造在来軸組工法
竣工
2022年5月

森の中の小さな木の家

 小川が流れ、木々が生い茂る。豊かな自然がすぐそこにある小高い森の中に、ひっそりとたたずむO邸。建物の全面を無垢板で覆い、ウッドデッキがコの字状に取り囲む外観は、人工物のない周辺環境になじんでいる。「子どものころ、畑や川で遊んだ楽しい思い出がこの場所にはあるんです」と昔を懐かしむ奥さま。この敷地には、もともと築100年を越える古民家が建っていた。奥さまの生まれ育ったその家に、ご夫妻は数年ほど生活したものの、冬の寒さや間取りの不便さ、各所に不具合も見られ、先々の維持管理が難しいと判断。家族が末長く快適に過ごせる家に建て替えた。

 この家を建築したのは、無垢の木と漆喰の家づくりにこだわりのある、地元工務店のケイハウス。ご夫妻は完成見学会に足を運んだのちに同社を住まいのパートナーに選んだ。

木と漆喰に満たされる

 ご夫妻が理想とするのは自然に寄り添う暮らし。薪の調達が容易にできる環境を生かして、暖房には薪ストーブを、給湯にはウッドボイラーの導入を希望した。実は、古民家暮らしの時からお風呂を沸かすのも、ご飯を炊くのも薪を使用していたという自然派なお二人。そんなご夫妻の家づくりは、なるべく無駄な空間のないコンパクトな大きさに、そしてできる限りの自然素材を用いることを望んだ。

 こうして完成したO邸は、省エネ性の高いパッシブデザインを取り入れた長期優良住宅。外観デザイン同様に、家の中も自然との調和を重視した設計がなされている。柱や梁、天井が現しとなり、漆喰の壁とヒノキの床で満たした居住空間は、日の光を最大限に取り込めるよう、南西方向に大開口を設けた。

ウッドデッキのある暮らし

 大きな開口の先に広がるウッドデッキが内と外を緩やかにつなぎ、居住スペースを拡張する。天気がいいときはシーツや布団を干したり、食事をしたり、子どもたちが走り回ったりと、Oさんご家族の生活にウッドデッキはなくてはならない場所。深く張り出した軒が日差しをコントロールし、通風計画によって風を取り込み、夏は涼しく冬は暖かな室内環境を創出している。

 新緑の時期から新居で暮らし始めたご夫妻。「エアコンはないけれど、それほど暑くはありません」とご主人。外から帰ってくると家の中が涼しく、窓を開ければ心地よい風が流れる。近くを流れる小川から涼しい風を運んでくれる環境も手伝って、夜はひんやりと感じるという。ご夫妻はこれから迎える秋の景色や薪ストーブが活躍する冬の暮らしを心待ちにしている。

この家を建てた建設会社Constructor

(有)ケイハウス
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営業時間
8:00~17:30 日曜定休
本社所在地
甘楽郡下仁田町馬山4335-5

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