高い天井、広い廊下、無駄のない動線 随所に光る工夫で実現した 22坪とは思えない広々平屋

職人力と工夫で解放感ある居住空間 社員一貫施工の格安良品の住まい

解体業者が太鼓判の工務店

　閑静な住宅街に佇む、センスの良さを感じさせる平屋。施主のI様は将来を見据え「早い段階で二階建ての実家を平屋に建て替えたいと考えていた」という。住まいづくりのパートナーを決める前に解体を開始。一見逆に思える順番が功を奏した。
　解体を担った会社の担当者から紹介されたのがナベホーム。「何十社もの住宅会社を徹底的に研究した末に選んだ会社。住んでからも間違いのない選択だった」と聞き、モデルハウスを訪れた。そこで機能性の良さを実感。「ここだ」と即決したという。

工夫重ね実寸以上の広さ実現

　完成した新居は、I様自らプランを練り上げたこだわりの住まい。日当たりの良い南側に居室を配し、北側に水回りを集約。動線を考え抜き、床面積を無駄なく生かした。
　最も重視したのは、将来にわたる暮らしやすさ。あらゆる生活シーンを想定し、廊下は1.2ｍと広くとり、開口部には引き戸を採用した。また、趣味を大切にしながら、日常そのものを豊かにする空間づくりにも注力。リビングダイニングは、ブラウンの木目をアクセントとした個性的でシックな雰囲気に仕上げた。そして何よりも目を引くのは、22坪とは思えない広々とした空間。天井を通常より30㎝ほど高い2.7ｍとしたことで圧倒的な開放感を生み出した。さらにシューズクローゼットをウオークインクローゼット内に収納するという大胆なアイデアで、玄関はスッキリ。目の前に広がるゆとりある廊下をはじめ、細部に至る工夫の積み重ねが広さと開放感に満ちた室内となった。

社員による一貫施工の格安良品

「ナベホームさんは社員が気さくでアットホーム。現場を訪れ、話をするのが楽しかった」と振り返るI様。また「見積もりは、建築に必要な付帯工事だけでなく、カーテン、エアコン、照明まで含み、竣工直後から快適に新生活をスタートできる点も安心だった」という。
　同社の母体は、創業110年の歴史を持つ渡辺沖次郎商店。「格安良品」をモットーに掲げる建築工事部門は、発足36年を迎える。強みは、社員が一貫して担う施工体制にある。
　住まいが完成するまでに通常20以上の業者が関わるところ、高い専門技術を持つ15人の社員が全工程を担当。効率的にコストを抑えつつ、確かな技術力で品質を保持する。社員間の連携も緻密で伝達もスピーディ。情報のブレや漏れがないのも一貫体制の強みだ。
　同社の家づくりは、安心満足を超える価値を生み出している。