本県移住希望 全国2位

本県移住希望 全国2位
       

地方移住を支援するNPO法人ふるさと回帰支援センター(東京都)は29日、窓口相談者が選んだ2023年の都道府県別の移住希望地ランキングを発表した。本県は過去最高の2位と前年の9位から巻き返した。1位は4年連続で静岡県、3位は栃木県だった。
センターによると、本県の年代別順位は20代以下と40代で1位となり、30、50代が3位、60、70代以上が4位だった。全世代で前年から順位を伸ばした。地震が少ないことや生活費、教育費の安さなどが評価されたとみられ、子育て世代やテレワーク層からの関心が高かったという。
本県は19年に15位、20年に10位、21年に5位と順位を伸ばしてきたが、22年は後退していた。山本一太知事は29日の定例会見で「3位以内を目標に掲げ、県を挙げてPRした成果。静岡は強敵だが、1位になるポテンシャルは十分にある」と述べ、全国トップ獲得に意欲を見せた。
調査はセンターを訪れるなどした窓口相談者と、オンライン主体のセミナー参加者、それぞれの移住希望地を集計している。セミナー参加者の希望地では本県は初の1位となり、前年の14位から大きく順位を伸ばした。

  

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