
片山 康浩
建築が社会や人に与える影響は大きいと考えます。その土地の歴史や環境に対して、どう考えるか。
クライアントの過去と未来に対して、どう向き合うか。計画建物の意義と目的を、どのようにとらえるか。
その場所とその建物を利用する人々に寄り添った建築を提案したいと思っています。
前橋市アーバンデザインに沿い、街にひらき、街なかで暮らすことを考えつくして設計しました。1階は箏・三絃教室として、2階は廊下を設けないホテルライクな住宅としています。建物中央に光のヴォイド(階段上部からのトップライト)を配置、内部に透明なガラスを多用しました。それにより視覚的開放感と1階部分のお稽古場、2階リビングを中心の生活スペースにつながりと光と風をもたらせました。お弟子さんたちや家族の存在、話し声がさりげなく感じられます。街なかに溶け込み、街と共に暮らし、街を活性化させ、明かりを灯し続けて欲しい建築です。
地方都市のタワーマンション一室のリノベーションです。水廻りの位置の移動も含めてスケルトン改修を行いました。限られた空間を無駄なく活用。大きなリビング・ダイニング・キッチンを作りだし、その周りにスタディルームとベッドルームを配置しました。壁掛けエアコンによる床下空調を採用し、輻射(ふくしゃ)熱で室内の温度は常に一定に保たれています。上質な木質空間にもこだわり、無垢木材を床だけではなく、天井や壁にも多分に用いました。
株式会社 ライブ環境建築設計
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