お気に入り 工務店カタログ
無料プレゼント

コストと快適性のバランスを重視 優先項目に的を絞った古民家再生

お気に入りに登録 登 録 済 

建設会社
(有)福島建業
所在地
神流町
建築面積
140.00㎡(42.00坪)
延床面積
275.00㎡(83.00坪)
工法
伝統工法
竣工
2023年4月

プロのアイデアと施工力を借り、 施主自ら再生作業に参加

築150年近い古民家

 目の前に山々が広がる神流町の一角に建つ築150年近い古民家。先祖が暮らした家も約20年前から空き家となり、施主の宮前知之さんの父が藤岡市から週末に通って維持してきた。父から宮前さんが相続したが、「古民家をどうするか?」という問題に直面した。

 当初は田舎暮らしに興味がなかったという妻の周子さんが「放置しておくのはもったいない」と一目ぼれ。コロナ禍でリモートワークが脚光を浴びた時期でもあり、どこに住んでいても不便ではないという思いから、古民家再生が始まった。

「経済的な負担を減らしつつ、なんとか再生を」と考えたご夫妻。2022年春、川崎市から神流町に移住し、具体的な準備を古民家再生を手掛ける福島建業に頼んだ。「自分たちの考え方を受け入れ、相談に乗ってくれた福嶋淳社長の人柄にもひかれた」と、依頼を決めた。

玄関土間・水回りに絞った再生

 工事は数十年前のリフォームで設置された子ども部屋の解体からスタート。老朽化の激しかったダイニングキッチン(DK)、風呂、トイレなどの水回りは全面的に改修した。キッチンは業務用の流し台。壁に沿った収納などを設け、機能性も重視した。DKの床や腰板などは新しい無垢材に張り替え、壁は珪藻土で塗り直し、快適な空間に生まれ変わらせた。

 玄関の三和土は、コンクリートを剥がして、そこに新しい粘土をたたき固める仕上げを経て完成。土間には冬の寒さ対策として薪ストーブを設置した。

夫妻で改修作業に積極参加

 福嶋社長の指導・サポートを受けつつ、ご夫妻も積極的に改修作業に参加した。特に珪藻土の塗り壁はほとんど自分たちで塗った。さざ波のようなタッチが良い味わいとなっている。

 今回の改修では1階の大きな居間や2階、外観は手をいれず、経済的負担を最低限にとどめた。「スタッフとも仲良くなり、楽しいDIYだった」と振り返る。
 80日間にわたる改修の様子は、ご夫妻のYouTubeチャンネル「神流宮」で公開している。

このリフォームの施工会社Constructor

(有)福島建業
電話でお問い合わせ
営業時間
8:00〜18:30 不定休
本社所在地
藤岡市神田1167

この家を建てた建設会社の施工事例Works

イベント情報Event

一覧に戻る

友だち追加で
最新情報が届く!

すみかくらぶ
公式LINEアカウント