高性能住宅と全館空調で 省エネ・健康な平屋の住まい

宿泊体験で全館空調の快適さを実感

　ダークブラウンの外観に全面タイルデッキを採用した高級感ある平屋の住まい。室内に入ると、ブラウン、グレー、白の３色をセンスよくまとめた上品な空間が広がる。しかも、玄関に入った瞬間、暖かい。「住むほどに全館空調にして良かったと感じます。特に仕事を終えて帰ってきたとき、暖かいとほっとしますね」とご夫妻は口をそろえる。

　Aさんご夫妻は、結婚を機に家づくりを始めた。将来を見据えて、子育てしやすく老後も安心の平屋の住まいを建てたいと、さまざまなハウスメーカーを見て回る中、ヤマト住建の住宅性能の高さと全館空調「YUCACOシステム」の快適さに引かれた。

　モデルハウスの宿泊体験で家じゅうの温度差がない住み心地の良さを体験。ランニングコストやメンテナンスコストが抑えられることも決め手になり、土地探しからお世話になったという。

広いLDKと水回り集中の家事ラク動線

　間取りで重視したのは暮らしやすさ。家族が集まるLDKは約24畳の大空間を実現し、洗面所やユーティリティー（家事室）もゆったりと広めに取った。水回りは集中させ「洗う、干す、たたむ、しまう」までの一連の動作が完結できるようにした。ファミリークローゼットなどの収納と居室数も確保し、共有スペースとプライベートのバランスをうまく取りながら、約33坪の無駄のない機能的な住まいを実現している。

　キッチンやソファなどの家具はグレーで統一し、テレビボード周りの壁には調湿効果のあるエコカラットを採用。折り上げ天井と折り下げ天井を取り入れたことで、立体感のある空間になった。大きな白壁にはプロジェクターで映像を投影し、趣味の映画鑑賞を楽しむ。

ストレスフリーの住環境で健康に

　A邸は内・外ダブル断熱に、屋根と基礎にも断熱材を入れて家全体を包み込んでいる。窓はエクセルシャノン製のトリプル樹脂サッシを採用。高性能住宅ゆえにルームエアコン1台で全館空調でき、光熱費削減にもつながる。北側のユーティリティーに干した洗濯物も１日でカラッと乾くという。

　「家じゅう温度差がなく快適で、外構工事中も窓の防音効果で音を気にせず過ごせました」とご主人。太陽光発電は5.625kWを搭載。EV（電気自動車）充電用コンセントは100Vと200Vの両方を設置した。

　暮らし始めて約３か月。奥さまは「ストレスフリーの家のおかげで、心身ともに健康になった」と喜ぶ。「冷え性だったのですが血行が良くなり、腰痛も気にならなくなりました。家が暖かいと安心できますね」。住まいと健康の大切さをしみじみ感じている。