周囲の自然と都会的な感性が融合する 川場新モデルハウス「ソトウチ」

ライフスタイルを豊かに変える「ソトウチ」

　美しいデザインと優れた技術の融合を特長とする関工務所が、高崎市に次いで、本社のある川場村に新しいモデルハウス「ソトウチ」をオープンさせた。

　コンセプトは「外と内をあいまいにする」こと。デザインにこだわった空間でありながら、自然の力で心地よい空間を作り上げるパッシブデザインを全面的に採用。緑や心地よい風、やわらかい日の光を五感で感じることができる。豊かな自然と一体化した空間で暮らす。そんなライフスタイルを提案するモデルハウスだ。

外とＬＤＫと中庭が連続する心地よさ

　建物自体の延床面積は34坪と、実生活を想像しやすいリアルサイズ。中央に中庭を配したロの字の平屋で、「川場村みんなでつくる美しいむら条例」の理念にのっとり、地域の景観に調和するように造られている。

　深い軒と木の壁、ウッドデッキという伝統的な手法や素材を用いて周囲に溶け込みながら、美しく洗練された雰囲気を放っている。
　暮らしの中心となるＬＤＫは開放感のある勾配天井。L型に配された大開口の窓を開けると広大なウッドデッキが広がる。違和感なくリビングと一体となり、自然な連続性を保つ。まさに「ソトウチ」のコンセプトが体感できる造りだ。

秘密基地のような子ども部屋

　寝室はキッチンの裏側に配置。熟睡できるよう、落ち着いた色合いのシックなデザインにまとめられている。南側にあるため、カーテンを開ければ爽やかな日光が差し込む。

　中庭の北には子ども部屋。中央部に収納とベッドを兼ねた一角があるのが特長だ。中庭に面した部分には勉強スペースとして横に長く造作デスクが設置され、収納を兼ねた階段を上った