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南北に長い敷地に建つ黒い外観のF邸。北側からのアプローチで温かみのある玄関ドアがアクセントの平屋住宅だ。 Fさんご夫妻の家づくりは、当時住んでいたアパートの近くでヤマト住建のイベントがあり、たまたま参加したことが始まり。「漠然と家は建てたいと思っていたけれど、何から始めたらいいのか分からなかった。イベントがいいきっかけになった」と振り返る。
その後、他社も見学したそうだが、同社を選んだ理由は「性能とデザインの両立」がかなうことや、営業担当者の気さくな人柄が決め手となった。「営業の小川さんとは年齢が近く、相談しやすかった」と信頼を寄せた。
デザインを重視した奥さま。明るくナチュラルな室内にアクセントでグレージュカラーを取り入れた。敷地の細長い形状を生かした間取りは、プライベート空間を手前に配置。玄関に入ると子ども部屋と寝室が左右に現れ、廊下を抜けた先に家族が集うワンフロアのLDKが広がる。アイランドキッチンをゆったり中心に据え、そこから収納や水まわりへ動線が行き止まりなく回遊する。「子どもがグルグル走り回っています」と奥さま。リビングのコーナーには畳スペースを設けた。構造上必要となる1本の柱を格子状にアレンジしたことで、広い空間にメリハリとゾーニング効果が生まれた。
住み始めたのは5月からで今夏の酷暑を体感した。断熱・気密性能を重視したご主人は、「帰宅するとエアコンがついていなくても暑く感じない」と話す。
F邸は建物を外側からすき間なく覆う外張り断熱工法に加え、トリプルガラス樹脂サッシを採用。室内の温度が安定し、外気の影響を受けにくい。ZEHを超える省エネ仕様の住宅だ。さらに太陽光発電7.5キロワットと蓄電池5.6キロワットアワーを導入。8月の電気量はわずかに7,000円。蓄電池にためてなおかつ余剰分の売電価格が12,000円と実質プラスに転じているそうだ。「安心して暮らしていけます。音を気にせずにぎやかに過ごせるのもマイホームの利点ですね」と奥様はほほ笑んだ。
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