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移りゆく日の光で色みが変化していく濃紺の外壁に、木目調のブラウンをアクセントに用いたH邸。招き屋根には太陽光パネルを搭載している。
「広いリビングで暮らしたい」。ご夫妻は、子どもを授かりアパートが手狭になったことを契機に、マイホームの取得に動き出した。まずは大手住宅展示場の見学から。その後、職場の同僚が新築したという大竹住建のホームページを検索。そこで「自由設計」かつ「エコ住宅」の家づくりに興味を持ち、同社を訪問した。決め手となったのは大竹博之社長の人柄。親身に施主に寄り添う姿勢に、ご夫妻は安心と信頼を寄せた。
「子どもが生まれたばかりで慌ただしい中、打ち合わせ時間の変更にも快く応じてくれた」と振り返るご夫妻。リクエストしたのは、天井が高くゆったりしたリビング空間、1階に主寝室、奥さまが欲しかったというランドリールームなど。理想の住まいを突き詰めていった結果、行き着いたのが平屋だった。
完成したH邸は、玄関に可動棚付きの土間収納が備わる。開放感たっぷりの30畳ワンフロアでのびのびとした空間を実現。L字に配置したLDKの動線は使いやすく機能的に回遊できる。廊下はなく、ダイニングキッチンの裏手に浴室、洗面脱衣室、ランドリールームが一直線に並び、LDKから扉ひとつで主寝室や子ども部屋にもつながる。
リビングとキッチンの2か所に設けたトップライトの採光が、ニュアンスカラーでコーディネートした居住空間の隅々に明るさを届ける。内装を選んだのは奥さま。壁紙には淡いグレーを、キッチンの壁面はグレーの濃色でアクセント。床材や建具もライトカラーでなじませた。ご主人のお気に入りはキッチンの折下げ天井に沿わせた間接照明。ソファでくつろぐ時、天井が優しく照らされて陰影がきれいだという。住み始めて3か月、エアコンの設置はこれから。今現在は暑さ寒さが気にならず快適に過ごしているそう。「居心地のいい空間で子どもが健やかに育ってくれたら」と、ご夫妻は家族の未来に思いを寄せた。
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