空き家の情報オンラインで 通報フォーム太田市が開始

空き家の情報オンラインで 通報フォーム太田市が開始
       

空き家の適正管理につなげようと、太田市は、市内の空き家の所在地や状態などをオンラインで市に情報提供するシステム「市空き家通報フォーム」の運用を始めた。これまで市役所窓口や電子メールで受け付けてきた通報をデジタル化し、24時間対応可能にした。

通報は、無料通信アプリ「LINE(ライン)」の市公式アカウントや市ホームページから行う。専用フォーム上の地図で物件の場所を指定し、荒廃や老朽化の状態などを文章で入力する。撮影した写真を添付することもできる。

通報後は、市職員が現地を訪れて状況を確認。所有者を調査し、現状報告や管理依頼を行う。市役所窓口や電子メールでの情報提供も引き続き受け付ける。

市まちづくり推進課によると、市内の空き家は2023年時点で1万5070戸あり、5年前と比べて1060戸増えた。同課は地域の高齢化が最大の原因とみている。市は空き家の有効活用を進めるため、物件情報を公開する「空き家バンク」も運用しており、昨年12月下旬までに延べ27世帯の成約があった。

管理放棄された空き家は雑草の繁茂による景観悪化やごみの不法投棄、害虫の発生、有害鳥獣の出入りなどを招くとして問題視されている。同課は「市民の通報を通じて状況を把握し、空き家の適正管理につなげたい」とする。

  

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