夏休み中の小学生を保護者が交代で見守る活動が、吉岡町大久保の空き家などで行われている。地元の子どもたちが宿題をしたり、遊んだりしながら1日を伸び伸びと過ごしている。
同町の駒寄自治会内の保護者でつくるボランティアグループ「寺子屋げんき」(関本涼子代表)が2年前に始めた。参加した子どもたちは「新しい友達ができた」「家にこもるよりにぎやかで楽しい」と口をそろえた。
利用者数や日によってプールや川遊び、駒寄小図書室の利用、カレー作りなどを計画している。運営に関わる阿部さおりさん(46)は「保護者の負担を減らしつつ、友達と一緒に子どもらしい生活をさせてあげたい」と話している。