上毛新聞社主催の「空き地・空き家セミナー」を開催しました
人口減少と高齢化が進む中、増加する空き家や空き地をテーマとした「空き地・空き家セミナー」(上毛新聞社主催)が10月26日、前橋市の上毛ホールで開催された。県内各地から約50人が参加し、空き家の管理や活用、処分方法について理解を深めた。

空き家解決の取り組みを語る専門家
「空き地や古い家も活用できるかも⁈」まずは相談を
講師を務めた行政書士の廣兼喜久恵さんは「空き家は自分の問題だけでなく、地域の問題」と話し、空き巣被害に遭ったり、火災時の延焼の原因になったりする危険性を説明した。
10年以上買い手がつかなかった物件が売却に至ったケースなどを紹介し、「弁護士、司法士、宅建士などの専門家とつながることが解決への第一歩。山部の土地でも建物があるから売れるケースもある。解体する前に活用の道があるか、まずは相談してほしい」と呼び掛けた。

講演する廣兼さん
個別相談会で空き家対策をアドバイス
県内の不動産会社が悩みに応える個別相談会も開いた。
参加者は各社のブースを熱心に回り、「実家の空き家を手放す方法を知りたい」「空き家になった場合はどうすればいいのか」など具体的な悩みを相談した。

個別相談会で参加者の悩みに答える専門家
「空き家・空き地のお悩み受付窓口」もご活用ください
上毛新聞社は2022年に「ぐんま空き家のお悩み解決隊」を開設。昨年4月の相続登記義務化を背景に空き家問題への関心が高まった結果、2025年9月末までに234件の相談が寄せられた。
「空き家・空き地のお悩み受付窓口」は電話でもフォームでも相談可能で、利用は無料です。
受け付けフォームはこちら
問い合わせ先:上毛新聞社 すみかくらぶ編集室
メール/sumika@raijin.com
TEL/027-254-9951
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