代表 丸山 磨
建設業許可群馬県知事(般-3)第20075号
住所 | 前橋市総社町総社2688-1 |
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TEL | 027-210-7368 |
FAX | 027-210-7369 |
office@mm-kominka.jp |
「限られた予算の中で、元々の家の良さを残しつつ、いかに快適な暮らしを実現できるか。ここに工夫を凝らすのが古民家再生の面白いところ」と語るのは、マルヤマ工務店の丸山磨代表だ。
国産無垢材など自然素材を用いた純和風建築を手がける同社は、新築に加えて古民家再生を得意とする。
丸山代表は古民家鑑定士1級の資格を持ち、群馬県前橋古民家再生保存協会を運営する。これまで大小約30件ほどの再生を手がけるなど、豊富なノウハウを持つ。予算に応じて丸ごと1棟、または部分的な再生など、柔軟なプランニングはお手の物だ。
「現代的な生活動線に合うよう空間を再構成することに加え、その前提として古民家のデメリットを解消する必要があります。断熱性の向上、耐震性の向上、明るさの確保、最先端設備の導入が必要です」と話す。
特に寒さの解消については、土壁や漆喰の良さを残しつつ、ペアガラス入り木製窓や床下への断熱材注入などを行うほか、古民家によく合う薪ストーブ(製作工房エイトノット・長野県松本市)の導入も勧める。吹き抜けやトップライトを設置すれば、明るさも開放感も生まれる。
こうした古民家再生に対応できるのは、丸山代表をはじめ、正統的な日本建築の伝承技術を身に付けた職人がそろっているからこそ。「純和風の家や古民家再生を要望する施主がいなければ、伝統的な建築技術は失われてしまう。依頼に感謝し、持てる技の全てを注ぎ込み、“一棟入魂”します」と丸山代表。職人たちは、手刻み・墨付けをはじめとする伝承技法を駆使して家づくりを行う。
外観は旧家屋の特徴次第で漆喰の塗り壁か木材を生かすか決める。室内は古材と新しい無垢材のバランスが肝。写真の建物では、ダイナミックな土間玄関が見どころの一つ。薪ストーブもよくなじんでいる。
古民家が好きだが物件がないという人のため、古民家の雰囲気を持つ新築を提案することも可能だ。
「古い家を残せるか新築にすべきか、迷っている人は、気軽に相談を」と呼びかけている。