代表取締役 一級建築士
原 弘幸
建設業許可群馬県知事(般-1)第19426号
一級建築士事務所 第1157号
住所 | 館林市大街道2-2-6 |
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TEL | 0276-72-0284 |
FAX | 0276-72-0581 |
info@tatebayashi-ringyo.co.jp |
木の香り漂う住み心地のいい家を建築する館林林業。「いい木と暮らす。」をキャッチフレーズに掲げ、館林市とその周辺エリアに特化した地域密着の家づくりに力を注いでいる。
そんな同社の前身は材木店。木に携わり続け、木を知り尽くした「木の専門家」が、工務店に転身する際に掲げた目標がある。それは、できる限り地元の林業家が生産した木材を用いること。そのうえで90%以上を国産材で賄うこと。そして地元の職人がつくること。土台や柱は4寸角のヒノキを用い、骨太で地震に強く、燃費のよい省エネ住宅を適正価格で提供すること。家づくりにおけるこれらの信念は、今もなお同社の揺るぎない基盤となっている。
住まう家族の健康に配慮し、内装材にはスギやヒノキなどの無垢材のほか、漆喰や珪藻土の塗り壁、土佐和紙といった自然素材を使用する。太陽光や風の力を活用し、なるべく機械力には頼らないパッシブデザインの設計手法を取り入れ、なおかつ住宅性能は数値に裏打ちされた高気密高断熱、耐震等級3も全棟標準仕様である。
数年前から次男の和平さんが加入し、原弘幸代表と二人三脚の新体制となって歩み出した。SNSを活用して完成見学会や施工例などの新情報を積極的に発信するなど、子育て世代へのアプローチを強化しつつ、幅広い客層を取り込んでいる。
内外装ともに自然素材で満たされ、明るさと開放感を享受できる住まい。北側にガレージと玄関を配置し、吹き抜けのあるリビングを中心に動線が回遊。実面積以上の広がりを創出する。「2022ぐんまの家」設計・建設コンクールにて最優秀賞を受賞。
今年8月にはモデルハウスも完成した。太陽熱を利用したシンプルなシステム「びおソーラー」を導入し、断熱材には遮音性・熱容量に優れた木質繊維断熱材を使用。自然素材の心地よさと高性能住宅の快適性を同時に体感できる。見学には事前予約が必要となる。
写真は同社が施工した「うずらの家」。見事「2022ぐんまの家」設計・建設コンクールにて最優秀賞に輝いたことも記憶に新しい。