若いUターン支援手厚く 住宅取得助成、移住に重点 桐生

若いUターン支援手厚く 住宅取得助成、移住に重点 桐生
       

「きりゅう暮らし応援事業」の住宅取得助成について、桐生市は22日、若いUターン者への補助金の加算を新設するなど、移住希望者の支援に重点を置いた補助内容にすると発表した。

同事業は2017年度に始まり、本年度は2月までに約250件の利用があった。従来の制度から基本補助の限度額や49歳以下の夫婦への夫婦加算を減額した一方、人口減少対策として移住希望者への支援を手厚くする。

若いUターン者の移住加算(80万円)は、東京圏から地元に戻った39歳以下を含む夫婦または、親が39歳以下の親子世帯が対象。電車を利用して都内などの勤務先で働く世帯への通勤加算(20万円)と、ひとり親加算(10万円)も新設した。中学生以下の子どもがいる世帯への子ども加算なども増額した。

このほか、住宅リフォーム助成の予算額や、空き家利活用助成の一部加算の補助額を増やす。
市建築住宅課は「子育て世帯や都内で働きながら郊外で暮らしたい移住希望者を呼び込みたい」としている。
いずれも申請が必要で受け付けは4月20日から。問い合わせは同課(TEL:0277-46-1111)へ。

  

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