常務取締役
田村 直也
建設業許可群馬県知事(般-26)第12049号
一級建築士事務所 群馬県知事登録1520号
住所 | 伊勢崎市小泉町450-4 |
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TEL | 0270-63-3333 |
FAX | 0270-63-2288 |
info@tamura-kensetsu.com |
田村建設は、意匠性の高い化粧垂木や柱を見せる真壁造りの本格和風建築で知られる。長男の田村知幸社長が設計・工事監理を行い、次男の武久専務と三男の直也常務が大工棟梁を務め、3人のチームワークは抜群だ。こだわり抜いた良材仕入れと磨き抜かれた伝統技術の融合に加え、謙虚で探究心旺盛な姿勢を貫き、ハイクオリティーな家づくりを続けている。
素材については一切の妥協がない。日本有数の産地から青森ヒバ、秋田スギ、木曽や吉野のヒノキなどの無垢材を仕入れ、倉庫に大量にストックし、3〜5年自然乾燥させる。主流の人工乾燥材と比較すると、強度や粘りに秀でている。枠材に至るまで無垢材だ。写真の建物では、丸太から製材した完全オーダーメイド、耐久性や頑丈さに優れたカナダ産米マツを構造材に使用している。
施工面では、自社工場において田村兄弟はじめ自社職人たちが、墨付け、手刻み、手ガンナなど昔ながらの技法にこだわって丁寧な仕事を行う。無垢材の扱いに習熟した職人たちが一本一本木の癖を見ながら手間暇惜しまず構造材や化粧材を刻み、入母屋やむくり屋根などを丹念に組み上げる。部材の取り付けなどは伝統構法の差鴨居など、見えないところまで精巧に組み上げる。
これまで平屋をはじめ美しい芸術的な純和風住宅の実績を数多く築き上げ、より意匠性の高い純和風建築を追求している。
下見板張りと塗り壁を組み合わせた外壁、ガルバリウム鋼板の屋根が美しい平屋。キッチンカウンターや寝室には木曽ヒノキを使用。アカシアの床は重厚感がある。デザインは古民家スタイルで、ダイニングは小上がり。
「純和風住宅が最も得意とする分野ですが、最近では子育て世代など若い層にも木の家に対する関心が高まり、和モダン住宅の要望も増えていますね」と田村社長。美しく堂々たる存在感を放つ純和風住宅をはじめとする家づくりは、同社ホームページの施工例で確認できる。力強い材を用いながら、シンプルですっきりとした設計がさえ、先端技術の導入にも積極的だ。
「材木の事なら何でも聞いてください」。材木が大好きな、目利きに自信のある田村常務に木の事は相談してみよう。